楽団の沿革

1929年1月18日　熊本県に生まれる。
1942年4月　熊本県立宇土中学校（現　宇土高校）に入学。
1947年4月　熊本県青年師範学校（現　熊本大学教育学部）に入り、音楽・ピアノの手ほどきを受け、音楽指導者になる決意を固めた。
1950年4月　熊本県下益城郡年称中学校に奉職。
1953年9月　上京。調布市立上の原小学校に転任。小学校の音楽教育に管楽器を導入し合奏クラブを立ち上げた。
1959年3月　国立音楽大学器楽科卒業。杉並区立杉並第一小学校へ転勤。ヴァイオリン・チェロ・コントラバスなどの弦楽器に管楽器と打楽器を加えた本格的なオーケストラの指導に明け暮れた。ラジオ東京子ども音楽コンクールで東京1位となる。
1960年8月　調布市青少年吹奏楽団を結成。自ら団長兼常任指揮者となる。文京区立窪町小学校に赴任。
1974年5月　窪町地区吹奏楽クラブ発足（後の文京ジュニア吹奏楽団）。以来、指導者としてその任にあたる。学校のクラブ、授業にも管楽器を取り入れた教育が世に知れ渡り、全国からの参加者が絶えなかった。
1984年3月　退職。退職後も私立芝浦工大付属中学・高校をはじめ、板橋区立向原中学校の講師として、吹奏楽の指導、演奏、ボランティアに活躍。
1987年4月　文京青少年吹奏楽団が誕生。常任指揮者として指導。生涯学習時代を迎え、これまでの活動が認められ東京都知事から表彰を授与。日本吹奏楽事務局長や調布の生涯学習推進委員、文化コミュニティ振興財団の評議委員などに従事していた。
2003年7月　永眠。

【著書】
・ラッパと私と子供たち（1982年　エイト社）
・タクトで見た危ない子供たち（1989年　エイト社）
・キンタマ先生の音楽室に集まれ！（1994年　エイト社）
・イワサキアンサンブル曲集　1集～9集（エイト社）